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受験の悩みはこう乗り切る!

勉強やる気がしない。こんな時、どうしたらいい?

普段、受験勉強を順調にしている中でおとずれた、“勉強やる気がしない時期”であれば、諦めも肝心です。脳には、キャパシティーがあり、時には、SOSサインとして勉強以外の刺激を求めるという説もあります。実際、暗記ものなどを集中的にやっていると急に覚えられるペースが落ちて効率が悪くなる経験をした人も多いはず。同じように、日常生活でも物忘れが激しくなり、本気で自分の健康を心配したという受験生の話もよく耳にします。これは脳がいっぱいになっている証拠。つまり、時々訪れる、やる気がしない時期は、脳へのリフレッシュととらえて気分転換をしましょう。

香りのチカラを借りる!

まずは香りのチカラをご紹介! 香りは脳への刺激が直接届くため、とても気軽にリフレッシュすることができます。近頃はアロマオイルも一般的になり、手ごろな価格でトライできるので、是非試してみてくださいね! 気分転換にお奨めしたい代表的なアロマはこちら!

【スイートオレンジ】
フルーティーでほんのり甘い香り。しばしの安らぎをもたらしてくれます。なんだか受験のことで不安に襲われてしまった夜など心を軽くしてくれます。

【グレープフルーツ】
甘酸っぱさがすぐに充満し、頭をクリアにしてくれます。精神高揚効果があるので、自然とプラス思考が働きます。

【ユーカリ】
清涼感のある香りが晴れ晴れしい気持ちにしてくれます。感情を沈めて頭脳を明晰にするので、小休止後、やる気が起こってきたときの勉強前にもお奨めです!

【ペパーミント】
メンソールの香りは高ぶった気持ちを抑えてくれます。怒りやヒステリーにも効果あるといわれているので、イライラしてしまったときにはペパーミントを!

【ラベンダー】
少しの時間だけ眠りたいけれど、なかなか簡単に気持ちが切り変わらないときなどにお奨め。鎮痛作用があるので、“お昼寝の友”としてどうぞ。

アロマオイルは、お風呂に数滴垂らして使ったり、ハンカチなどにしみこませるほか、アロマポットを使い、勉強中にも常に香りを漂わせるという方法もあります。ろうそくを使うものと、電気式のものがありますが、途中で眠ってしまう心配も考えると、電気式をお奨めします。電池で温まる携帯用なども販売されていますので、使用シーンにあったものを購入しましょう。また冬の乾燥するシーズンには、加湿器の中にアロマオイルを入れられるものなどもあります。香りの気分転換と、快適湿度で、休憩も、勉強もはかどりますね。

 

好きなもののチカラを借りる!

女性なら、目がない!? 甘いもの!! この“おやつ”のチカラを借りて、気分転換するのも1つの方法です。なにも、おやつでなくてもかまいません。あなたの好きなのも、これがあるとちょっと幸せになるものを用意しておきましょう。そして、休憩の時にはその、“好きなもの”に触れるようにするのです。

ここでは、一度、徹底的に、“コレがあると嬉しくなるものリスト”を書き出してみましょう。白紙を一枚用意して、好きなものを書いていきます。

コカコーラ、ポテトチップス、入浴剤、○○の曲 etc ……

はじめはすらすら出てくると思いますが、15個もでると、そろそろ、ぽつりポツリとペースダウンしてきませんか? そこで、気がつきます。普段の“ご機嫌”な状態は、たったこれだけのものでつくられていたのか! と。例えば食べ物に注目すると、好きなものリストの中にある食べ物は、コカコーラと、ポテトチップスですね。そうであれば、ちょっぴり憂鬱な勉強の日、試験の日には、これらを用意しておくのです。食べ物でなくても、好きなものが、“お風呂に入る時間”だったり、“音楽を聴く時間”であればそうした時間を優先的につくるようにします。こうして好きなもののチカラを借りることでちょっとの時間やちょっとの準備で、いい気分転換ができますね。

 

時には大きな気分転換を

脳内学者いわく、脳を活性化させるのに一番いいのは、“旅”なのだそうです。そのため作家や音楽家のなかにはあちこちを転々としながら仕事をする人もいるほど。受験の真っ最中に旅行にいくのは、金銭的にも日程的にもなかなかハードルが高いかもしれませんが、日帰り遠足程度の“プチ旅”にならば出かけられるはずです。おすすめのスポットは、雄大な景色や自然が眺められる場所。海や山、花や紅葉。目で楽しめて空気のいい場所でのリラックス効果は大きいです。

また、脳のリラックスをすることで、心の緊張が解け、総合的にとてもいい効果をもたらすことも考えられます。「これまでは、焦りに焦って合格できるのかどうかばかり心配していたけれど、なんだか人生なるようになる気がしてきた。」とは、受験生の夏休みに家族の都合で、2週間海外に滞在した受験生の言葉です。「予備校も休まなければならないし、なんて自分は受験に不利な体制なんだ……。」と一時期は悩んだそうですが、意外な心の成長が見られたようです。

また、やる気満々な状態で、積極的な気分転換がしたいなら、気候のいい時期に、アウトドア受験勉強、移動受験勉強もおすすめです。公園のベンチで。電車で移動をしながら。こんなスタイルでの勉強、意外にはかどるものです! 試験のときに、「この部分は○○電車に揺られて覚えたから鎌倉時代!」なんていう思い出し方もできて、実用的な方法でもあります!

 

受験体制に踏み切れない。ずっとやる気が起きないでいるなら。

ここまで紹介しました、受験勉強の合間に訪れる、やる気がおきない症状ではなく、全く受験勉強に取り掛かる気持ちが起きないという場合には、少々話が別です。誰しも経験のあることだと思うので、あなたの焦りや、どうしようもない悶々とした気持ちはよく理解できます。そうした場合には、やる気の起きない理由を探る必要があります。もしかしたら、大学進学そのものに迷いがあるのかもしれません。そして、その気持ちの内側には、情報不足から大学に通うことのメリットを十分理解できていないということも考えられるでしょう。やる気は、なにも自然的に沸き起こってくるものではなく、自分からなにか行動を起こすことで自ら作り出すことのできるものです。周囲の先生や兄弟などに話を聞き、受験体制に踏み切れない真の理由を探ってみましょう。結果、大学受験をしない進路をとることもあるかもしれません。きちんと突き詰めることで、そうした新たな進路を考える契機にもなるでしょう。

 

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